Ultra HD Blu-ray を観る ― 2024/12/20 20:57
4K映像が観たい。具体的には Ultra HD Blu-ray が観たい。というわけで、4Kを映せるPCモニタを購入しました。何故、Ultra HD Blu-ray を観るのにPCモニタなのかというと、現在販売されている4K対応テレビは43V形以上です。価格的には買えないわけではありませんが、自分用として置くには大き過ぎます。なので、PCモニタということになります。今、自室でテレビを観るのもBDレコーダー+24インチPCモニタで、テレビは使っていません。PCモニタで4Kとなると、27インチが最小です。というわけで、27インチで、4Kで、スピーカーが付いている物を幾つか見つけていたのですが、その中の一つが Amazon で7,000円引きクーポンが使えたので、買ってしまいました。MSI の PRO MP273U です。Amazon での価格が39,800円で、それに7,000円引きクーポン適用で、32,800円でした。値段なりの品物でしょうけど、これくらいならお試し環境になるとしても良いかなと。Ultra HD Blu-ray を観るには、再生機も必要なので、一番安かった Panasonic の DP-UB45-K も購入。27インチモニタで4K映像を観る価値は無いという意見も目にしますが、その辺も含めて試しみようということで。
Amazonで一緒に注文したのですが、翌日にプレイヤーが届き、

その翌日にモニタが届きました。

というわけで、接続。

4Kのために買ったので、4Kを観ないと話になりません。というわけで、宇宙戦艦ヤマト 劇場版とさらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちを購入。

新しい作品の方が綺麗さを実感できるのでは?とも思いますが、私のアニメ趣味の原点なので。最も、当時は中学生で、どちらもオリジナルを劇場では観ておらず、1作目は2作目公開前のTV放送、2作目は1979年のヤマトフェスティバルが初見でした。セルメディアでは、劇場版のLD-BOX、2199と並行して発売されたBDを購入して観ています。LD-BOXは今となっては結構貴重なようですが、観る環境は維持できていません。
再生ですが、観ること自体は特記事項がありません。プレイヤーにディスクを入れれば、自動再生でメディアのメニューが表示され、再生する項目を選ぶだけです。
観ました、綺麗です。機器が新しいし、27吋だし。でも、4Kの恩恵はよく分かりません。4K画面は3,840×2,160ピクセルで27吋は対角線の長さですから、√(3,480^2+2,160^2)≒4,096 が対角線のピクセル数で、4,096/27≒152ppi(dpi) となります。市場で見かける4Kテレビの最小は43V型のようなので、これで計算すると 4,096/43≒95ppi ですから、それの1.5倍以上になるので、過剰ではあるでしょう。実際、2Kと見比べてもよく分からないというのが正直な感想です。ただ、人間が画面を見る場合は画面のサイズに応じて視聴距離が変わるので、画面サイズより、見ている画角に対するピクセル数で考えるべきではないかと思うのですが。
ともあれ、4K視聴環境が出来たので、購入するメディアは Ultra HD Blu-ray も考慮に入れようと思います。が、11月に出たシン・仮面ライダーの4K同梱版はフィギュア(ソフビ人形?)等やたらと特典が付いており、高くて嵩張るので、見送りました。12月に出る機動戦士ガンダム SEED FREEDOM は4K版には特装版がないので、2K BDを予約しており、別途4K版を買おうとはまでは思いません。まぁ、その内色々と買うことにはなるでしょうけど。
それぞれの製品については
・PRO MP273U
上述のように4Kディスプレイとしては安めに入手できましたが、クーポンが無い値段だと比べられる製品があると思います。私はスピーカー付きの製品を選んだので、スピーカーが不要なら他の製品の方が良いかもしれません。スピーカーは3W+3Wで音質を求めるようなものではありません。PCで使用する時に、とりあえず音が出ればいいというくらいでしょうか。ヘッドフォンジャックがあるので、それなりのヘッドフォンを使えば本体スピーカーよりは良いでしょうが、ヘッドフォンアンプとしても性能を求めるものではないでしょう。
HDR対応となっていますが、どんな仕様なのかはメーカーサイトの製品紹介や取扱説明書には書かれていません。テレビのHDR10相当でしょうか。テレビの HDR は HDR10+ や Dolby Vision 等の上位規格がありますから、最低限のHDR対応というところでしょう。テレビでなく、PCディスプレイとしは、Displya HDR がありますが、こちらも関係なさそうです。
液晶パネルは IPS で、視野角に不満は感じません。アンチグレアなので、AVモニタよりはPCモニタ向きでしょう。
電源は外付けACアダプタです。
入力端子は Dsiplay Port×1, HDMI×2 です。今時のノートPCと接続する USB-C ディスプレイ機能はありません。
設置としての調整機能は角度を垂直状態から前に5°、後ろに20°調整できるだけで、高さ調節はできません。VESA規格には対応しているようなので、調整が必要な方はそちらでしょうか。
OSDメニューは色々とあるようですが、操作性は良くありません。操作用のボタンは右下面についていて、ボタンを見て操作することはできません。前面にボタンのアイコンがあるので、位置は判らなくもないのですが、手探りなので分かり難く、入力切替だけでも慣れを要します。リモコンが欲しいところです。
まぁ、全般としてはスピーカー付きの4Kモニタとしては最低限というところです。
・DP-UB45-K
これを選んだのはAmazonで売ってる国内メーカー品で安いのというところです。といっても、比較対象は SONY の UBP-X700 しかなかったですが。UBP-X800M2 だと、かなり高くなるので。
私はデジタルデータ映像をデジタル信号で送信するのに本体の性能がどう影響するのかが判らないので、性能という点は気にしません。(2Kのアップコンバートは本体の性能ではあるかも) 円盤の再生以外ではUSBメモリ内の映像を再生できるようです。試してませんが。ネットワークに接続出来ますが、これはファームウエアの更新や著作権保護対応のためで、SONY 製品にある Netflix や Prime Video 等のネット配信ビデオを再生する機能はありません。それらの機能を求めるなら SONY 製を選びましょう。まぁ、ネット配信ビデオを見る方法はいくらでもあるので、あえてBD プレイヤーで見る必要も無いと思いますが。
出力はHDMI×2と同軸デジタル音声出力。といっても、HDMIの2個目は音声のみで、AVアンプのパススルー機能を使わずにテレビ(モニタ)を接続することができます。
しかし、Ultra HD Blu-ray 再生専用機の選択肢が少ないのは、買う人が少ないってことでしょうかね。4K映像は配信で見るのが主流でしょうか。
4K環境の話はここまでで、以下は余談
・イスカンダル到着前の沖田艦長の言葉
4K版宇宙戦艦ヤマトのスターシア死亡編を観て、気になることがありました。ガミラス星での決戦を終え、イスカンダルに向かう時に沖田艦長が全乗組員に謝辞を伝える場面で、最後の言葉が「本当にご苦労だった」なのです。私は「ありがとう、以上だ」と記憶していたので、観ることが出来るメディアで確認しました。「宇宙戦艦ヤマトTV BD-BOX豪華版(TV版)」「2013年発売Blu-ray (旧BD)」「4K版」で確認しました。
TV版 「ありがとう、以上だ」
旧BD死亡編 「ありがとう、以上だ」
旧BD生存編 「本当にご苦労だった」
4K死亡編 「本当にご苦労だった」
4K生存編 「本当にご苦労だった」
となっています。TV版の台詞が私の記憶です。旧BDの死亡編と4Kの死亡編では台詞が異なります。TV版以降で台詞録りが行われたのは最初の劇場版(死亡編)の時でしょう。このシーンの映像はTV版のものですが、死亡編の新作パートであるイスカンダルのシーンに繋がるところなので、劇場版作成時にこのシーンも台詞録りが行われたのでしょう。4K版は劇場版公開時の状態の再現を謳っているので、4K版の台詞が劇場版公開時のものでしょうか。4K版はそれまでのメディア化以降に見つかった劇場版公開直前の日付のネガフィルムからリマスターされているとのこと。逆に言うとそれ以前のメディア化はオリジナルネガから取っていないということになります。LDボックスではイスカンダルのシーンは上映用のポジフィルムから取ったと書かれていたように思います。(TV版の35mmフィルムに対して、劇場版の新作パートは16mmフィルムで撮影されたので、元々の画質自体がTV版に劣るのですが) なので、旧BDで見られるこのシーンは画像が良好なTV版から取って編集されたのでしょうか。
生存編はどうなるのかというと、劇場版を基にイスカンダルのシーン(沖田艦長の台詞より後)を差し替えたので、放送時のオリジナルでも沖田艦長の台詞は劇場版公開時と同じになっている。(劇場公開の翌年なので、素材も良い物が使えたのでしょう) TV放送されたので、ビデオとして良好な映像(マスター?)が保存されていて、メディア化時に編集をせずに済んだというところでしょうか。
Amazonで一緒に注文したのですが、翌日にプレイヤーが届き、

その翌日にモニタが届きました。

というわけで、接続。

4Kのために買ったので、4Kを観ないと話になりません。というわけで、宇宙戦艦ヤマト 劇場版とさらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちを購入。

新しい作品の方が綺麗さを実感できるのでは?とも思いますが、私のアニメ趣味の原点なので。最も、当時は中学生で、どちらもオリジナルを劇場では観ておらず、1作目は2作目公開前のTV放送、2作目は1979年のヤマトフェスティバルが初見でした。セルメディアでは、劇場版のLD-BOX、2199と並行して発売されたBDを購入して観ています。LD-BOXは今となっては結構貴重なようですが、観る環境は維持できていません。
再生ですが、観ること自体は特記事項がありません。プレイヤーにディスクを入れれば、自動再生でメディアのメニューが表示され、再生する項目を選ぶだけです。
観ました、綺麗です。機器が新しいし、27吋だし。でも、4Kの恩恵はよく分かりません。4K画面は3,840×2,160ピクセルで27吋は対角線の長さですから、√(3,480^2+2,160^2)≒4,096 が対角線のピクセル数で、4,096/27≒152ppi(dpi) となります。市場で見かける4Kテレビの最小は43V型のようなので、これで計算すると 4,096/43≒95ppi ですから、それの1.5倍以上になるので、過剰ではあるでしょう。実際、2Kと見比べてもよく分からないというのが正直な感想です。ただ、人間が画面を見る場合は画面のサイズに応じて視聴距離が変わるので、画面サイズより、見ている画角に対するピクセル数で考えるべきではないかと思うのですが。
ともあれ、4K視聴環境が出来たので、購入するメディアは Ultra HD Blu-ray も考慮に入れようと思います。が、11月に出たシン・仮面ライダーの4K同梱版はフィギュア(ソフビ人形?)等やたらと特典が付いており、高くて嵩張るので、見送りました。12月に出る機動戦士ガンダム SEED FREEDOM は4K版には特装版がないので、2K BDを予約しており、別途4K版を買おうとはまでは思いません。まぁ、その内色々と買うことにはなるでしょうけど。
それぞれの製品については
・PRO MP273U
上述のように4Kディスプレイとしては安めに入手できましたが、クーポンが無い値段だと比べられる製品があると思います。私はスピーカー付きの製品を選んだので、スピーカーが不要なら他の製品の方が良いかもしれません。スピーカーは3W+3Wで音質を求めるようなものではありません。PCで使用する時に、とりあえず音が出ればいいというくらいでしょうか。ヘッドフォンジャックがあるので、それなりのヘッドフォンを使えば本体スピーカーよりは良いでしょうが、ヘッドフォンアンプとしても性能を求めるものではないでしょう。
HDR対応となっていますが、どんな仕様なのかはメーカーサイトの製品紹介や取扱説明書には書かれていません。テレビのHDR10相当でしょうか。テレビの HDR は HDR10+ や Dolby Vision 等の上位規格がありますから、最低限のHDR対応というところでしょう。テレビでなく、PCディスプレイとしは、Displya HDR がありますが、こちらも関係なさそうです。
液晶パネルは IPS で、視野角に不満は感じません。アンチグレアなので、AVモニタよりはPCモニタ向きでしょう。
電源は外付けACアダプタです。
入力端子は Dsiplay Port×1, HDMI×2 です。今時のノートPCと接続する USB-C ディスプレイ機能はありません。
設置としての調整機能は角度を垂直状態から前に5°、後ろに20°調整できるだけで、高さ調節はできません。VESA規格には対応しているようなので、調整が必要な方はそちらでしょうか。
OSDメニューは色々とあるようですが、操作性は良くありません。操作用のボタンは右下面についていて、ボタンを見て操作することはできません。前面にボタンのアイコンがあるので、位置は判らなくもないのですが、手探りなので分かり難く、入力切替だけでも慣れを要します。リモコンが欲しいところです。
まぁ、全般としてはスピーカー付きの4Kモニタとしては最低限というところです。
・DP-UB45-K
これを選んだのはAmazonで売ってる国内メーカー品で安いのというところです。といっても、比較対象は SONY の UBP-X700 しかなかったですが。UBP-X800M2 だと、かなり高くなるので。
私はデジタルデータ映像をデジタル信号で送信するのに本体の性能がどう影響するのかが判らないので、性能という点は気にしません。(2Kのアップコンバートは本体の性能ではあるかも) 円盤の再生以外ではUSBメモリ内の映像を再生できるようです。試してませんが。ネットワークに接続出来ますが、これはファームウエアの更新や著作権保護対応のためで、SONY 製品にある Netflix や Prime Video 等のネット配信ビデオを再生する機能はありません。それらの機能を求めるなら SONY 製を選びましょう。まぁ、ネット配信ビデオを見る方法はいくらでもあるので、あえてBD プレイヤーで見る必要も無いと思いますが。
出力はHDMI×2と同軸デジタル音声出力。といっても、HDMIの2個目は音声のみで、AVアンプのパススルー機能を使わずにテレビ(モニタ)を接続することができます。
しかし、Ultra HD Blu-ray 再生専用機の選択肢が少ないのは、買う人が少ないってことでしょうかね。4K映像は配信で見るのが主流でしょうか。
4K環境の話はここまでで、以下は余談
・イスカンダル到着前の沖田艦長の言葉
4K版宇宙戦艦ヤマトのスターシア死亡編を観て、気になることがありました。ガミラス星での決戦を終え、イスカンダルに向かう時に沖田艦長が全乗組員に謝辞を伝える場面で、最後の言葉が「本当にご苦労だった」なのです。私は「ありがとう、以上だ」と記憶していたので、観ることが出来るメディアで確認しました。「宇宙戦艦ヤマトTV BD-BOX豪華版(TV版)」「2013年発売Blu-ray (旧BD)」「4K版」で確認しました。
TV版 「ありがとう、以上だ」
旧BD死亡編 「ありがとう、以上だ」
旧BD生存編 「本当にご苦労だった」
4K死亡編 「本当にご苦労だった」
4K生存編 「本当にご苦労だった」
となっています。TV版の台詞が私の記憶です。旧BDの死亡編と4Kの死亡編では台詞が異なります。TV版以降で台詞録りが行われたのは最初の劇場版(死亡編)の時でしょう。このシーンの映像はTV版のものですが、死亡編の新作パートであるイスカンダルのシーンに繋がるところなので、劇場版作成時にこのシーンも台詞録りが行われたのでしょう。4K版は劇場版公開時の状態の再現を謳っているので、4K版の台詞が劇場版公開時のものでしょうか。4K版はそれまでのメディア化以降に見つかった劇場版公開直前の日付のネガフィルムからリマスターされているとのこと。逆に言うとそれ以前のメディア化はオリジナルネガから取っていないということになります。LDボックスではイスカンダルのシーンは上映用のポジフィルムから取ったと書かれていたように思います。(TV版の35mmフィルムに対して、劇場版の新作パートは16mmフィルムで撮影されたので、元々の画質自体がTV版に劣るのですが) なので、旧BDで見られるこのシーンは画像が良好なTV版から取って編集されたのでしょうか。
生存編はどうなるのかというと、劇場版を基にイスカンダルのシーン(沖田艦長の台詞より後)を差し替えたので、放送時のオリジナルでも沖田艦長の台詞は劇場版公開時と同じになっている。(劇場公開の翌年なので、素材も良い物が使えたのでしょう) TV放送されたので、ビデオとして良好な映像(マスター?)が保存されていて、メディア化時に編集をせずに済んだというところでしょうか。
ハイレゾオーディオ:アンプ編 ― 2015/02/11 21:26
ヘッドフォン編の続きです。
ヘッドフォンを買ったので、次はアンプです。前の記事で書いたように、ヘッドフォンを鳴らせればいいので、ヘッドフォンアンプを購入しました。優先事項は値頃感。で、まず選んだのはTEACのHA-P50でした。屋外でハイレゾ曲を聴くつもりはないので、ポータブルアンプである必要はないのですが、据え置きのヘッドホンアンプでハイレゾ対応となるとこれより高くなるようなので。HA-P50が再生できるのは24bit/96kHzまでで192kHzは再生できませんが、そこは私にはネックにはならないだろうということで。
で、購入ですが品薄なようで、在庫があるのは価格が高めのところのみでした。ということで、兄弟機であるONKYOのDAC-HA200にしました。HA-P50より高くなりますが、HA-P50の在庫ありのところよりは安かったので。

内容物です。付属品はMicro USBケーブル、USB接続充電ケーブル、固定用ゴムバンド×2です。ゴムバンドはスマートフォンなどに固定するためのものです。

本体です。カラーは黒になります。HA-P50もボディは黒ですが、サイドや操作部はグレーになっています。

前面パネルです。左からヘッドフォンジャック(3.5φ)、光/アナログ入力(ミニジャック)、GAIN切り替えスイッチ、電源/ボリュームです。

後面パネルです。左からDC電源入力、入力切り替えスイッチ、USB マイクロB、USB Aです。
PCに接続します。WindowsはVitsa以降対応。標準ドライバで動作します。DCジャックがありますが、電源の供給はUSBからも行えます。DCジャックから充電した方が、早く充電できるそうです。
最初、PCに繋いでも認識されないので少し焦りましたが、入力選択がUSB Aになっていましたw
MDR-1AでPCのサウンド出力と聴き比べます・・・・・正直判りません。USB DACの利点の一つとしてあげられるのがノイズの少なさですが、それも実感できません。違いがないわけではないでしょうが、私には聞き分けられません。
次にハイレゾ曲。ヘッドフォンの聴き比べには「お願い!シンデレラ」を使いましたが、残念ながらハイレゾ版は配信されていません。コロムビアはアニメ関連のハイレゾ配信にあまり積極的ではなさそうです。そこで、ラブライブ曲にしました。e-onkyoで配信されています。ラブライブ曲が配信されだしたあたりが私のハイレゾオーディオ認識し始めです。曲はお気に入りの一つ、「夏色えがおで1,2,Jump!」です。配信時期が早かったためか、ファイル形式はWAV 48kHz/24bitです。今となってはギリギリハイレゾというところでしょう。
再生ソフトはKorgのAudioGate3を使います。
CDをWAVで取り込んで、AudioGate3でハイレゾ音源と聴き比べてみましたが、正直良くわかりません。違いがああるようには思うのですが、それが良い、悪いとは思えません。AV Watchのレビューによると、ハイレゾ云々以前の音の作りの違いがあるようですが、その辺を聞き分けることもできそうにありません。まぁ、そのへんは訓練も必要なのかもしれませんが、そこまでしてという感じですし。
最後にiPhoneでの再生。Onkyo HF Playerを使います。ハイレゾ曲を再生するにはアプリ内課金が必要ですが、DAC-HA200を繋いでいれば無課金でも再生できます。

iPhoneと接続した状態です。持ち出さないので、バンドは使ってません。
ということで、ハイレゾ挑戦はここまで。ヘッドフォンもアンプももっと良い物はいくらでもあるんでしょうけど、それを使ったからといって実感できるというものでもないでしょうし、そこまでお金を使う気にもなれません。
まぁ、ヘッドフォンは良い物の方が音が良いのは判りそうなので、家ではMDR-1Aを使うことにします。
ヘッドフォンを買ったので、次はアンプです。前の記事で書いたように、ヘッドフォンを鳴らせればいいので、ヘッドフォンアンプを購入しました。優先事項は値頃感。で、まず選んだのはTEACのHA-P50でした。屋外でハイレゾ曲を聴くつもりはないので、ポータブルアンプである必要はないのですが、据え置きのヘッドホンアンプでハイレゾ対応となるとこれより高くなるようなので。HA-P50が再生できるのは24bit/96kHzまでで192kHzは再生できませんが、そこは私にはネックにはならないだろうということで。
で、購入ですが品薄なようで、在庫があるのは価格が高めのところのみでした。ということで、兄弟機であるONKYOのDAC-HA200にしました。HA-P50より高くなりますが、HA-P50の在庫ありのところよりは安かったので。

内容物です。付属品はMicro USBケーブル、USB接続充電ケーブル、固定用ゴムバンド×2です。ゴムバンドはスマートフォンなどに固定するためのものです。

本体です。カラーは黒になります。HA-P50もボディは黒ですが、サイドや操作部はグレーになっています。

前面パネルです。左からヘッドフォンジャック(3.5φ)、光/アナログ入力(ミニジャック)、GAIN切り替えスイッチ、電源/ボリュームです。

後面パネルです。左からDC電源入力、入力切り替えスイッチ、USB マイクロB、USB Aです。
PCに接続します。WindowsはVitsa以降対応。標準ドライバで動作します。DCジャックがありますが、電源の供給はUSBからも行えます。DCジャックから充電した方が、早く充電できるそうです。
最初、PCに繋いでも認識されないので少し焦りましたが、入力選択がUSB Aになっていましたw
MDR-1AでPCのサウンド出力と聴き比べます・・・・・正直判りません。USB DACの利点の一つとしてあげられるのがノイズの少なさですが、それも実感できません。違いがないわけではないでしょうが、私には聞き分けられません。
次にハイレゾ曲。ヘッドフォンの聴き比べには「お願い!シンデレラ」を使いましたが、残念ながらハイレゾ版は配信されていません。コロムビアはアニメ関連のハイレゾ配信にあまり積極的ではなさそうです。そこで、ラブライブ曲にしました。e-onkyoで配信されています。ラブライブ曲が配信されだしたあたりが私のハイレゾオーディオ認識し始めです。曲はお気に入りの一つ、「夏色えがおで1,2,Jump!」です。配信時期が早かったためか、ファイル形式はWAV 48kHz/24bitです。今となってはギリギリハイレゾというところでしょう。
再生ソフトはKorgのAudioGate3を使います。
CDをWAVで取り込んで、AudioGate3でハイレゾ音源と聴き比べてみましたが、正直良くわかりません。違いがああるようには思うのですが、それが良い、悪いとは思えません。AV Watchのレビューによると、ハイレゾ云々以前の音の作りの違いがあるようですが、その辺を聞き分けることもできそうにありません。まぁ、そのへんは訓練も必要なのかもしれませんが、そこまでしてという感じですし。
最後にiPhoneでの再生。Onkyo HF Playerを使います。ハイレゾ曲を再生するにはアプリ内課金が必要ですが、DAC-HA200を繋いでいれば無課金でも再生できます。

iPhoneと接続した状態です。持ち出さないので、バンドは使ってません。
ということで、ハイレゾ挑戦はここまで。ヘッドフォンもアンプももっと良い物はいくらでもあるんでしょうけど、それを使ったからといって実感できるというものでもないでしょうし、そこまでお金を使う気にもなれません。
まぁ、ヘッドフォンは良い物の方が音が良いのは判りそうなので、家ではMDR-1Aを使うことにします。
ハイレゾオーディオ:ヘッドフォン編 ― 2015/01/31 23:33
オーディオの世界で「ハイレゾ」と言われ始めたのがいつかは門外漢の私にはわかりませんが、アニソンなどでハイレゾが言われ始めたのは一昨年くらいかと思います。「聴けりゃいい」、「鳴ってればいい」で来た私ですが、気まぐれ的にハイレゾオーディオに手を出してみました。
私の今の音楽環境は基本的には「PC(iTunes)でCDを聴く」です。CDの音はPC用アンプ内蔵スピーカーから、TV(レコーダー)の音はモニタ(MDT-232WG)のスピーカーから出しています。PS3にはサラウンドヘッドフォンがつながっていますが、これは音質云々より、BD/ゲーム用のサラウンド目的です。
オーディオアンプはありませんし、買って置く場所もありません。そんな音を出せるような状況でもありません。というわけで、「ヘッドフォンで聴くハイレゾ」になります。
まずは、ヘッドフォン。日本オーディオ協会による定義だとアナログ機器(マイク、アンプ、スピーカー、ヘッドフォン)では40kHz以上の音を扱える物ということらしい。私が通勤時に使っているSONYのMDR-ZX750BNは、22kHzまでなので、ハイレゾには遠く及びません。まぁ、ワイヤレス&NCが売りで、音質云々の製品じゃないですしね。
というわけで、これまたSONYのMDR-1Aを購入しました。私がAV関連で巡回しているのはAV Watchくらいで、ここが何気にSONY推しっぽいのもあって、SONY製品が目につくのも一因。まぁ、私自身がかつてSONY派だったので、未だにSONY好きというのも大きい。SONY製ヘッドフォンはdisられているのも見かけます(ヘッドフォンに限りませんが)。それが正当な評価なのか、アンチの言うことなのかは私にはわかりませんが、自身で複数のヘッドフォンを聴き比べて選ぶなんてこともできないので、これで良しとします。
SONY製でハイレゾ対応というだけなら、MDR-10Rでも良いわけですが、せっかくいい音を聴こうとしているのに、出口をケチったら意味無いですしね。
で、MDR-1Aをヨドバシ梅田で、23,690円で購入しました。ヘッドフォンは装着感が大事というか、物理的に使えなかったらダメなので、試着(試聴に非ずw)は必要です。ヨドバシ梅田で付けてみて、問題なかったので、買わずに帰って、10円安いヨドバシ・ドット・コムで注文して、翌日もう一度ヨドバシ梅田に行って店舗受け取りしました。いや、単に10円安いだけならその場で買ったんですが、他にも買うものがあって、そっちが結構価格差があったので。それと、メールで履歴が残るのも便利ですし。
この価格、期間限定だったようで、今は5千円くらい高くなっています。今の値段だったら買わなかったかも。
というわけで、MDR-1Aです。

パッケージです。MDR-ZX-750BNとは違い、紙製のパッケージです。色はブラックです。シルバーだとパッケージもシルバーの写真なんでしょうね。

紙製スリーブから取り出して開けたところ。こんな価格帯のヘッドフォンを買うのは始めてですが、豪華っぽいですね。でも、っぽいだけで、そんなにしっかりした作りでもありませんが。

内容物です。本体とケーブル2本にキャリングケースです。他に取説が付いています。

MDR-1A本体です。平らにすることができます。キャリングケースも付いてますし、屋外での使用も想定されているのでしょう。重量も屋外使用前提のMDR-ZX750BNが約230gで、MDR-1Aが約225gなので、許容できる範囲でしょう。まぁ、MDR-ZX750BNはバッテリーなどが入っての重さですから、屋外用ヘッドフォンとしては軽いというわけでもないと思いますが。で、私はこの値段のヘッドフォンを通勤で使おうとは思いません。

ケーブルです。このケーブル、ヘッドフォン側が4芯になってます。MDR-1Aはバランス接続対応なんですよね。ケーブルのアンプ側は3芯で、バランス接続にはなってませんが、ケーブル内ではグランドが分離されているので、それなりに音質に寄与している・・・らしい。この4芯バランス接続はSONYの独自規格で、今のところMDR-1Aでしか、採用されていません。上位モデルのMDR-Z7もバランス接続対応ですが、ヘッドフォン側は3芯×2の接続になっています。

こちらはスマートフォンなどで使用するリモコン&マイクのついたケーブルです。これが付いていることからも屋外使用を想定しているのがわかります。
このリモコン部はボタンが一つあるだけです。Xperiaと対応アプリを使えば、音量調節もできるらしいですが、iPhoneなど非対応機器だと再生、一時停止、曲送り、曲戻ししか出来ません。SONY製スマートフォン用インナーイヤーフォンでも上位モデルはこのタイプのリモコンを採用しています。私はリモコンで音量調節は外せないと思っているので、買う気になれません。
アンプ側のプラグはスマートフォン用はL字型でも仕方ないと思いますが、ノーマルの方はストレートにして欲しいですね。L字型でも挿さらないということはないですが、据え置きの機器ではストレートのほうが抜き差ししやすいので。

MDR-ZX750BNとの比較です。ユニット部が大きいですね。

ケーブル端子部です。高音質対応品だけあって、金メッキされています。それと、ブラックはアクセントとしてレッドが入っています。格好いいです。

ユニット部です。装着感は耳をすっぽり覆いつつ、当たりは柔らかでいい感じです。それでも、長時間付けていたら疲れるかも。
で、音のこと。
オーディオ関連機器の記事を書いても、音質についての感想はパスしてきましたが、今回はそれでは意味がありません。上述のように、再生環境はPCしかないので、PCでCDを再生して聴き比べます。PCのサウンドはチップセット内蔵の音源をRealtekのドライバーで動かしています。いい環境とは言えませんね。
比較対象はやはりMDR-ZX750BNです。他にないもんで。もちろん、無線ではなく、MDR-1Aのケーブルを使って接続します。
曲は「お願い!シンデレラ」です。いや、ハイレゾ云々に関わらず私が聴くのはこういう曲ですから。較べてみると、バックの楽器の音がMDR-ZX750BNだとザワザワいっているように聞こえますが、MDR-1Aだと音がはっきり分かる感じです。ボーカルもクリアに感じますね。こういうのを「音がいい」というのかはわかりませんが、違いはあるようです。
ヘッドフォンだけではハイレゾにはなりませんが、アンプについては次の記事で。
私の今の音楽環境は基本的には「PC(iTunes)でCDを聴く」です。CDの音はPC用アンプ内蔵スピーカーから、TV(レコーダー)の音はモニタ(MDT-232WG)のスピーカーから出しています。PS3にはサラウンドヘッドフォンがつながっていますが、これは音質云々より、BD/ゲーム用のサラウンド目的です。
オーディオアンプはありませんし、買って置く場所もありません。そんな音を出せるような状況でもありません。というわけで、「ヘッドフォンで聴くハイレゾ」になります。
まずは、ヘッドフォン。日本オーディオ協会による定義だとアナログ機器(マイク、アンプ、スピーカー、ヘッドフォン)では40kHz以上の音を扱える物ということらしい。私が通勤時に使っているSONYのMDR-ZX750BNは、22kHzまでなので、ハイレゾには遠く及びません。まぁ、ワイヤレス&NCが売りで、音質云々の製品じゃないですしね。
というわけで、これまたSONYのMDR-1Aを購入しました。私がAV関連で巡回しているのはAV Watchくらいで、ここが何気にSONY推しっぽいのもあって、SONY製品が目につくのも一因。まぁ、私自身がかつてSONY派だったので、未だにSONY好きというのも大きい。SONY製ヘッドフォンはdisられているのも見かけます(ヘッドフォンに限りませんが)。それが正当な評価なのか、アンチの言うことなのかは私にはわかりませんが、自身で複数のヘッドフォンを聴き比べて選ぶなんてこともできないので、これで良しとします。
SONY製でハイレゾ対応というだけなら、MDR-10Rでも良いわけですが、せっかくいい音を聴こうとしているのに、出口をケチったら意味無いですしね。
で、MDR-1Aをヨドバシ梅田で、23,690円で購入しました。ヘッドフォンは装着感が大事というか、物理的に使えなかったらダメなので、試着(試聴に非ずw)は必要です。ヨドバシ梅田で付けてみて、問題なかったので、買わずに帰って、10円安いヨドバシ・ドット・コムで注文して、翌日もう一度ヨドバシ梅田に行って店舗受け取りしました。いや、単に10円安いだけならその場で買ったんですが、他にも買うものがあって、そっちが結構価格差があったので。それと、メールで履歴が残るのも便利ですし。
この価格、期間限定だったようで、今は5千円くらい高くなっています。今の値段だったら買わなかったかも。
というわけで、MDR-1Aです。

パッケージです。MDR-ZX-750BNとは違い、紙製のパッケージです。色はブラックです。シルバーだとパッケージもシルバーの写真なんでしょうね。

紙製スリーブから取り出して開けたところ。こんな価格帯のヘッドフォンを買うのは始めてですが、豪華っぽいですね。でも、っぽいだけで、そんなにしっかりした作りでもありませんが。

内容物です。本体とケーブル2本にキャリングケースです。他に取説が付いています。

MDR-1A本体です。平らにすることができます。キャリングケースも付いてますし、屋外での使用も想定されているのでしょう。重量も屋外使用前提のMDR-ZX750BNが約230gで、MDR-1Aが約225gなので、許容できる範囲でしょう。まぁ、MDR-ZX750BNはバッテリーなどが入っての重さですから、屋外用ヘッドフォンとしては軽いというわけでもないと思いますが。で、私はこの値段のヘッドフォンを通勤で使おうとは思いません。

ケーブルです。このケーブル、ヘッドフォン側が4芯になってます。MDR-1Aはバランス接続対応なんですよね。ケーブルのアンプ側は3芯で、バランス接続にはなってませんが、ケーブル内ではグランドが分離されているので、それなりに音質に寄与している・・・らしい。この4芯バランス接続はSONYの独自規格で、今のところMDR-1Aでしか、採用されていません。上位モデルのMDR-Z7もバランス接続対応ですが、ヘッドフォン側は3芯×2の接続になっています。

こちらはスマートフォンなどで使用するリモコン&マイクのついたケーブルです。これが付いていることからも屋外使用を想定しているのがわかります。
このリモコン部はボタンが一つあるだけです。Xperiaと対応アプリを使えば、音量調節もできるらしいですが、iPhoneなど非対応機器だと再生、一時停止、曲送り、曲戻ししか出来ません。SONY製スマートフォン用インナーイヤーフォンでも上位モデルはこのタイプのリモコンを採用しています。私はリモコンで音量調節は外せないと思っているので、買う気になれません。
アンプ側のプラグはスマートフォン用はL字型でも仕方ないと思いますが、ノーマルの方はストレートにして欲しいですね。L字型でも挿さらないということはないですが、据え置きの機器ではストレートのほうが抜き差ししやすいので。

MDR-ZX750BNとの比較です。ユニット部が大きいですね。

ケーブル端子部です。高音質対応品だけあって、金メッキされています。それと、ブラックはアクセントとしてレッドが入っています。格好いいです。

ユニット部です。装着感は耳をすっぽり覆いつつ、当たりは柔らかでいい感じです。それでも、長時間付けていたら疲れるかも。
で、音のこと。
オーディオ関連機器の記事を書いても、音質についての感想はパスしてきましたが、今回はそれでは意味がありません。上述のように、再生環境はPCしかないので、PCでCDを再生して聴き比べます。PCのサウンドはチップセット内蔵の音源をRealtekのドライバーで動かしています。いい環境とは言えませんね。
比較対象はやはりMDR-ZX750BNです。他にないもんで。もちろん、無線ではなく、MDR-1Aのケーブルを使って接続します。
曲は「お願い!シンデレラ」です。いや、ハイレゾ云々に関わらず私が聴くのはこういう曲ですから。較べてみると、バックの楽器の音がMDR-ZX750BNだとザワザワいっているように聞こえますが、MDR-1Aだと音がはっきり分かる感じです。ボーカルもクリアに感じますね。こういうのを「音がいい」というのかはわかりませんが、違いはあるようです。
ヘッドフォンだけではハイレゾにはなりませんが、アンプについては次の記事で。
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