ハイレゾオーディオ:ヘッドフォン編 ― 2015/01/31 23:33
オーディオの世界で「ハイレゾ」と言われ始めたのがいつかは門外漢の私にはわかりませんが、アニソンなどでハイレゾが言われ始めたのは一昨年くらいかと思います。「聴けりゃいい」、「鳴ってればいい」で来た私ですが、気まぐれ的にハイレゾオーディオに手を出してみました。
私の今の音楽環境は基本的には「PC(iTunes)でCDを聴く」です。CDの音はPC用アンプ内蔵スピーカーから、TV(レコーダー)の音はモニタ(MDT-232WG)のスピーカーから出しています。PS3にはサラウンドヘッドフォンがつながっていますが、これは音質云々より、BD/ゲーム用のサラウンド目的です。
オーディオアンプはありませんし、買って置く場所もありません。そんな音を出せるような状況でもありません。というわけで、「ヘッドフォンで聴くハイレゾ」になります。
まずは、ヘッドフォン。日本オーディオ協会による定義だとアナログ機器(マイク、アンプ、スピーカー、ヘッドフォン)では40kHz以上の音を扱える物ということらしい。私が通勤時に使っているSONYのMDR-ZX750BNは、22kHzまでなので、ハイレゾには遠く及びません。まぁ、ワイヤレス&NCが売りで、音質云々の製品じゃないですしね。
というわけで、これまたSONYのMDR-1Aを購入しました。私がAV関連で巡回しているのはAV Watchくらいで、ここが何気にSONY推しっぽいのもあって、SONY製品が目につくのも一因。まぁ、私自身がかつてSONY派だったので、未だにSONY好きというのも大きい。SONY製ヘッドフォンはdisられているのも見かけます(ヘッドフォンに限りませんが)。それが正当な評価なのか、アンチの言うことなのかは私にはわかりませんが、自身で複数のヘッドフォンを聴き比べて選ぶなんてこともできないので、これで良しとします。
SONY製でハイレゾ対応というだけなら、MDR-10Rでも良いわけですが、せっかくいい音を聴こうとしているのに、出口をケチったら意味無いですしね。
で、MDR-1Aをヨドバシ梅田で、23,690円で購入しました。ヘッドフォンは装着感が大事というか、物理的に使えなかったらダメなので、試着(試聴に非ずw)は必要です。ヨドバシ梅田で付けてみて、問題なかったので、買わずに帰って、10円安いヨドバシ・ドット・コムで注文して、翌日もう一度ヨドバシ梅田に行って店舗受け取りしました。いや、単に10円安いだけならその場で買ったんですが、他にも買うものがあって、そっちが結構価格差があったので。それと、メールで履歴が残るのも便利ですし。
この価格、期間限定だったようで、今は5千円くらい高くなっています。今の値段だったら買わなかったかも。
というわけで、MDR-1Aです。

パッケージです。MDR-ZX-750BNとは違い、紙製のパッケージです。色はブラックです。シルバーだとパッケージもシルバーの写真なんでしょうね。

紙製スリーブから取り出して開けたところ。こんな価格帯のヘッドフォンを買うのは始めてですが、豪華っぽいですね。でも、っぽいだけで、そんなにしっかりした作りでもありませんが。

内容物です。本体とケーブル2本にキャリングケースです。他に取説が付いています。

MDR-1A本体です。平らにすることができます。キャリングケースも付いてますし、屋外での使用も想定されているのでしょう。重量も屋外使用前提のMDR-ZX750BNが約230gで、MDR-1Aが約225gなので、許容できる範囲でしょう。まぁ、MDR-ZX750BNはバッテリーなどが入っての重さですから、屋外用ヘッドフォンとしては軽いというわけでもないと思いますが。で、私はこの値段のヘッドフォンを通勤で使おうとは思いません。

ケーブルです。このケーブル、ヘッドフォン側が4芯になってます。MDR-1Aはバランス接続対応なんですよね。ケーブルのアンプ側は3芯で、バランス接続にはなってませんが、ケーブル内ではグランドが分離されているので、それなりに音質に寄与している・・・らしい。この4芯バランス接続はSONYの独自規格で、今のところMDR-1Aでしか、採用されていません。上位モデルのMDR-Z7もバランス接続対応ですが、ヘッドフォン側は3芯×2の接続になっています。

こちらはスマートフォンなどで使用するリモコン&マイクのついたケーブルです。これが付いていることからも屋外使用を想定しているのがわかります。
このリモコン部はボタンが一つあるだけです。Xperiaと対応アプリを使えば、音量調節もできるらしいですが、iPhoneなど非対応機器だと再生、一時停止、曲送り、曲戻ししか出来ません。SONY製スマートフォン用インナーイヤーフォンでも上位モデルはこのタイプのリモコンを採用しています。私はリモコンで音量調節は外せないと思っているので、買う気になれません。
アンプ側のプラグはスマートフォン用はL字型でも仕方ないと思いますが、ノーマルの方はストレートにして欲しいですね。L字型でも挿さらないということはないですが、据え置きの機器ではストレートのほうが抜き差ししやすいので。

MDR-ZX750BNとの比較です。ユニット部が大きいですね。

ケーブル端子部です。高音質対応品だけあって、金メッキされています。それと、ブラックはアクセントとしてレッドが入っています。格好いいです。

ユニット部です。装着感は耳をすっぽり覆いつつ、当たりは柔らかでいい感じです。それでも、長時間付けていたら疲れるかも。
で、音のこと。
オーディオ関連機器の記事を書いても、音質についての感想はパスしてきましたが、今回はそれでは意味がありません。上述のように、再生環境はPCしかないので、PCでCDを再生して聴き比べます。PCのサウンドはチップセット内蔵の音源をRealtekのドライバーで動かしています。いい環境とは言えませんね。
比較対象はやはりMDR-ZX750BNです。他にないもんで。もちろん、無線ではなく、MDR-1Aのケーブルを使って接続します。
曲は「お願い!シンデレラ」です。いや、ハイレゾ云々に関わらず私が聴くのはこういう曲ですから。較べてみると、バックの楽器の音がMDR-ZX750BNだとザワザワいっているように聞こえますが、MDR-1Aだと音がはっきり分かる感じです。ボーカルもクリアに感じますね。こういうのを「音がいい」というのかはわかりませんが、違いはあるようです。
ヘッドフォンだけではハイレゾにはなりませんが、アンプについては次の記事で。
私の今の音楽環境は基本的には「PC(iTunes)でCDを聴く」です。CDの音はPC用アンプ内蔵スピーカーから、TV(レコーダー)の音はモニタ(MDT-232WG)のスピーカーから出しています。PS3にはサラウンドヘッドフォンがつながっていますが、これは音質云々より、BD/ゲーム用のサラウンド目的です。
オーディオアンプはありませんし、買って置く場所もありません。そんな音を出せるような状況でもありません。というわけで、「ヘッドフォンで聴くハイレゾ」になります。
まずは、ヘッドフォン。日本オーディオ協会による定義だとアナログ機器(マイク、アンプ、スピーカー、ヘッドフォン)では40kHz以上の音を扱える物ということらしい。私が通勤時に使っているSONYのMDR-ZX750BNは、22kHzまでなので、ハイレゾには遠く及びません。まぁ、ワイヤレス&NCが売りで、音質云々の製品じゃないですしね。
というわけで、これまたSONYのMDR-1Aを購入しました。私がAV関連で巡回しているのはAV Watchくらいで、ここが何気にSONY推しっぽいのもあって、SONY製品が目につくのも一因。まぁ、私自身がかつてSONY派だったので、未だにSONY好きというのも大きい。SONY製ヘッドフォンはdisられているのも見かけます(ヘッドフォンに限りませんが)。それが正当な評価なのか、アンチの言うことなのかは私にはわかりませんが、自身で複数のヘッドフォンを聴き比べて選ぶなんてこともできないので、これで良しとします。
SONY製でハイレゾ対応というだけなら、MDR-10Rでも良いわけですが、せっかくいい音を聴こうとしているのに、出口をケチったら意味無いですしね。
で、MDR-1Aをヨドバシ梅田で、23,690円で購入しました。ヘッドフォンは装着感が大事というか、物理的に使えなかったらダメなので、試着(試聴に非ずw)は必要です。ヨドバシ梅田で付けてみて、問題なかったので、買わずに帰って、10円安いヨドバシ・ドット・コムで注文して、翌日もう一度ヨドバシ梅田に行って店舗受け取りしました。いや、単に10円安いだけならその場で買ったんですが、他にも買うものがあって、そっちが結構価格差があったので。それと、メールで履歴が残るのも便利ですし。
この価格、期間限定だったようで、今は5千円くらい高くなっています。今の値段だったら買わなかったかも。
というわけで、MDR-1Aです。

パッケージです。MDR-ZX-750BNとは違い、紙製のパッケージです。色はブラックです。シルバーだとパッケージもシルバーの写真なんでしょうね。

紙製スリーブから取り出して開けたところ。こんな価格帯のヘッドフォンを買うのは始めてですが、豪華っぽいですね。でも、っぽいだけで、そんなにしっかりした作りでもありませんが。

内容物です。本体とケーブル2本にキャリングケースです。他に取説が付いています。

MDR-1A本体です。平らにすることができます。キャリングケースも付いてますし、屋外での使用も想定されているのでしょう。重量も屋外使用前提のMDR-ZX750BNが約230gで、MDR-1Aが約225gなので、許容できる範囲でしょう。まぁ、MDR-ZX750BNはバッテリーなどが入っての重さですから、屋外用ヘッドフォンとしては軽いというわけでもないと思いますが。で、私はこの値段のヘッドフォンを通勤で使おうとは思いません。

ケーブルです。このケーブル、ヘッドフォン側が4芯になってます。MDR-1Aはバランス接続対応なんですよね。ケーブルのアンプ側は3芯で、バランス接続にはなってませんが、ケーブル内ではグランドが分離されているので、それなりに音質に寄与している・・・らしい。この4芯バランス接続はSONYの独自規格で、今のところMDR-1Aでしか、採用されていません。上位モデルのMDR-Z7もバランス接続対応ですが、ヘッドフォン側は3芯×2の接続になっています。

こちらはスマートフォンなどで使用するリモコン&マイクのついたケーブルです。これが付いていることからも屋外使用を想定しているのがわかります。
このリモコン部はボタンが一つあるだけです。Xperiaと対応アプリを使えば、音量調節もできるらしいですが、iPhoneなど非対応機器だと再生、一時停止、曲送り、曲戻ししか出来ません。SONY製スマートフォン用インナーイヤーフォンでも上位モデルはこのタイプのリモコンを採用しています。私はリモコンで音量調節は外せないと思っているので、買う気になれません。
アンプ側のプラグはスマートフォン用はL字型でも仕方ないと思いますが、ノーマルの方はストレートにして欲しいですね。L字型でも挿さらないということはないですが、据え置きの機器ではストレートのほうが抜き差ししやすいので。

MDR-ZX750BNとの比較です。ユニット部が大きいですね。

ケーブル端子部です。高音質対応品だけあって、金メッキされています。それと、ブラックはアクセントとしてレッドが入っています。格好いいです。

ユニット部です。装着感は耳をすっぽり覆いつつ、当たりは柔らかでいい感じです。それでも、長時間付けていたら疲れるかも。
で、音のこと。
オーディオ関連機器の記事を書いても、音質についての感想はパスしてきましたが、今回はそれでは意味がありません。上述のように、再生環境はPCしかないので、PCでCDを再生して聴き比べます。PCのサウンドはチップセット内蔵の音源をRealtekのドライバーで動かしています。いい環境とは言えませんね。
比較対象はやはりMDR-ZX750BNです。他にないもんで。もちろん、無線ではなく、MDR-1Aのケーブルを使って接続します。
曲は「お願い!シンデレラ」です。いや、ハイレゾ云々に関わらず私が聴くのはこういう曲ですから。較べてみると、バックの楽器の音がMDR-ZX750BNだとザワザワいっているように聞こえますが、MDR-1Aだと音がはっきり分かる感じです。ボーカルもクリアに感じますね。こういうのを「音がいい」というのかはわかりませんが、違いはあるようです。
ヘッドフォンだけではハイレゾにはなりませんが、アンプについては次の記事で。
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